MacでFlashDevelop

2009 年 4 月 1 日 水曜日 | カテゴリー: ウェブ

MacでFlashDevelopを使う方法があるということで試してみました。
結論から言うと、慣れればそれっぽく使える感じです。というか十分かも。
方法をまとめました。

MacでFlashDevelopするテスト

MacでFlashDevelopするテスト

環境やソフトは以下のものを準備しました。


Mac Book Pro
Intel Core 2 Duo
メモリ4GB←バーチャルマシン用に増設し、VMwareに2GB割り当てました。
Windows XP Professional Edition
VMWare Fusion 2
Flash CS3 ← これはMac OSにインストールされてる
FlashDevelop ← Windows版しかない。

○Windowsを準備

FlashDevelopはWindows版しかないので、Windowsをインストールしておきます。
僕はBootCampを使用してインストールしました。
さらに、バーチャルマシンソフトとして「VMWare Fusion」を使用し、
BootCamp領域のWindowsを起動させるように設定しました。

Bootcampパーティションを割り当てました

Bootcampパーティションを割り当てました

ちなみにVMWareにしたのはズバリ安かったから。
後々調べてみるとparallels desktopの方も同じような環境が構築できるようです。

バーチャルマシン上でもメモリを十分に割り当てておけば、普通のWindowsマシンとしてもさくさく動作します。なお、デフォルトだとキー配置やキーボードショートカットが英語キーボード用になっちゃうんで、日本語キーボード用のデバイスをインストールしてあげると吉です。僕はAppleK for VMware v1.1を使わせていただきました。

○FlashDevelopをインストール

FlashDevelopをダウンロードしインストールします。2008/5/5の時点で最新は3.0.0Beta7。日本語化したい方や設定ファイルをいじりたい方は検索すると方法が出てきます。加えてFlash OOPのページがとても詳しく分かりやすいです。

flashdevelopをインストール

flashdevelopをインストール

○Windows←→Macの共有フォルダを作成する

VMWareを使用し、各OS間で使用できる共有フォルダを作成します。
このフォルダの中にFlashDevelopの設定ファイルやflaファイル、classファイルを置きます。

・まずMac側でフォルダを作成。

Mac側で共有フォルダを作成

Mac側で共有フォルダとして作成

フォルダを作成する場所はどこでも良さげ。名前は念のため半角英数にしておきます。フォルダを作成したら、VMWareの共有フォルダ設定画面でフォルダを指定し「有効」にチェックを入れます。

・Windows側からドライブ割り当てを行う。

ドライブを割り当てる

ドライブを割り当てる

次にVMWare上のWindowsから共有フォルダに対してドライブ割り当てを行います。
マイネットワーク→ネットワーク全体→VMWare共有フォルダ→.host→Shared Folders→「作成したフォルダ名」を開き、「ツール」→「ネットワークドライブの割り当て」を選択し、任意のドライブ名を割り当てます。フォルダが見つからない場合はVMWareを再起動します。
僕は「M」にしてみました。さらにデスクトップにショートカットを作っておくとアクセスしやすくなります。

これでファイルの共有が可能になりました。

○FlashDevelopのglobal classPathsの設定

先ほど作成した共有フォルダにクラスファイルを入れ、クラスパスを設定します。
これでWindows側からMac側(といっても共有されてる)ファイルを読む事ができます。

global class pathを設定する

global class pathを設定する

あとはプロジェクトファイルをこの共有フォルダ内に作成し、Mac側にあるFlashを起動させパブリッシュを行えばOK。

○さらにそれっぽく

VMWareであれば「ユニティモード」というMacにWindowsが一体化したようなモードを使用することで、あたかもMac上で FlashDevelopが動いているように扱うことができます。エクスポゼやスペーシーズなどを併用するとアプリケーション切り替えもスムーズです。

ユニティモードでより直感的に操作できる

ユニティモードでより直感的に操作できる

また、共有フォルダにAIRのswcファイルとかぶっ込んでパスの設定をするとAIRのコード補完とかもできちゃいます。

○欠点

・ファイルの置き場が限定されてしまう
・FlashDevelopからFlash経由でのパブリッシュができない(Flashからパブリッシュしてやる必要がある)
 →Flashで書き出す設定は「Flash.exe」を指定しないといけない。つまりMacの「Flash CS3.app」は認識してくれない。

2009.1.16追記
→以下の方法で出来ない事も無い。

・FlashDevelopを起動するのにVMWareも起動しないといけない。時間がかかる。
・そもそもWindows用Flashを持ってる人には必要ない。
・設定がメンドクサイ

など。
なお、未検証ですが、parallelsにはWindows側からMacのアプリケーションを起動させる機能があるらしく、それを使用すれば FlashDevelopからMacのFlashへ命令が送れるらしいです。他にもWindowsからMacのアプリケーションを操作出来る方法がありそうなのですが・・・調べきれませんでした。(crossoverを使用するといい感じになりそうな予感)

—–

2009/1/16追記

○FlashDevelopからパブリッシュ(Command + Enter)する方法

http://memo.kappa-lab.com/2008/12/flashdevelop_on_mac_as.html
さんによると、(無理矢理?)できないこともないそうです。素晴らしい!
というわけで試しに設定してみました。やり方はkappa-lab.comさんのページに記述されておりますが、ちょっと迷っちゃったので設定をスクリーンショットしてみました。

・AppleScriptを準備する

Flash IDEにフォーカスをあて、Command + Enterを実行させるAppleScriptを作ります。kappa-lab.comさんのページで配布されています。ありがとうございます。

・QuickSilverで設定する

1.QuicksilverのTriggersを開く

Quicksilverのバージョンはβ56(最新)を入れておく

Quicksilverのバージョンはβ56(最新)を入れておく

2.Custom Triggersにトリガを設定する

カスタムトリガに設定を行う

カスタムトリガに設定を行う


カスタムトリガに上のAppleScriptを設定。[Select an Item]にAppleScriptファイルをドラッグ&ドロップし、[Action]はRunにする。

3.Settingsにホットキー(ショートカット)を割り当てる

ショートカットを割り当てる

ショートカットを割り当てる

Command + EnterでパブリッシュさせたいのでHotKeyにこれを設定します。
あとのonPressとかはよくわからないのでチェック外しました。Show Windowは、この命令が呼び出されたら画面上にインフォメーションを出すというもの。チェック入れておくと分かりやすいので便利。

4.ScopeにVMwareを設定する

ScopeにVMWareを設定

ScopeにVMWareを設定

どのアプリケーションがActiveのときにこのショートカットを起動させるかの設定ができる。今回はVMwareが選択されている時のみ実行をしたいので[Enabled in selected Applications]にVMware Fusionを設定。

これでFlashDevelop(VMware)を開いているときにCommand + Enterすると、Flash IDEにフォーカスし、パブリッシュしてくれます。

そもそも設定方法自体あっているのか不安なのですが、参考になれば。
ちなみに僕のマシンでは何かがおかしいのか、パブリッシュはできるけどOSがちょっと不安定になってしまいます(汗)

—-

と、いくつかの制限に目をつむればFlashDevelopを使用してのオーサリングが可能になります。
個人的には欠点を補ってあまりあるくらい便利なソフトだと思うのでガシガシ使用していきたいです。

Mac版が出ると嬉しいですね。

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